【悩める就活生へ】自分のやりたいことってなにかな。夢の追いかけ方を考えよう

先日、19卒の皆さんの就活が始まったそうです。

街中でグーグルマップ片手に、あせった表情で走って行くリクルートスーツ姿を見かける度に、またこの季節がやってきたと思わざるを得ません。

どうもPlayersイチ、シリアスに定評のある侍、
吉田圭佑です。(プロフィールはコチラ
「意識高い高い系お笑いクリエイター」でもあります。
今日もアッパー層目指してがんばるぞ!

だから、今回はおもしろおかしい昔話を一つしましょう。

ぼくのケース

今でこそ、経営コンサルタントという仕事になってますけども、
ぼくの新卒の就活はそりゃもうひどいもんでした。

もともと意識の高さ故にクリエイター志望だったもので、出版社やレコード会社、映像配給会社といった倍率ウン百倍のメディア業界を志望していたのです。もちろんまぁ流石にそれだけに絞って応募するのは、どんな特攻野郎でもあり得ません。

だもんで、それらと並行する形でIT系のベンチャー企業も面接を受けていたんですね。いわゆるひとつのコンティジェンシープランという奴です。日本語に訳すと滑り止めです。←

その企業は某業界に特化したWebサイト制作を専門とした会社で、当時の吉田青年にはイケイケな社長とエンジニアの副社長コンビがなんかイイ感じに見えていたのです。←非常にアブナイ傾向

やる気を猛烈アピールする数度の面接を経て、お呼び出しにおもむくと

どん!

あっさり初の内定をゲットでした。

ちょっろ笑←非常にアブナイ傾向

さて、これで後顧の憂いはなくなった。FBIでもCISでもかかってこいや。

直後に第一志望としていた会社の最終面接が控えていたのです。

意識の高さ故に日本代表の長谷部に影響を受け、
Mr.Childrenの「終わりなき旅」をかけながら、最終面接に向かいました。(赤面)

念入りに対策を行ったお陰か、感触は上々のまま面接終え、結果を待つ日々。

……残念ながら、嬉しい知らせの電話は来ませんでした。

その事実に気づいたとき、視界がぐにゃ~となったのをよく覚えています。

うなだれるままに、

「これでダメならもうあそこでいいか……」

流されるように、ぼくは例のベンチャーの内定を承諾し、
入社までアルバイトという形で働かせてもらうことになりました。

しかし、そこで待っていたのは想像と全く違う会社の内側でした。

・雑談すらまったくない沈黙の執務室。
・数字の出せない営業マンをひたすら詰めて笑う中間管理職。
・社長に対し、イエスマンの副社長。

社会KOEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!

これは普通なのか……あれですか、「そんなんじゃ社会じゃ通用しないぞ」を目の当たりにしてるんですかワタシ。いや、でもな……

就業経験のない自分には判断がつかずにいると、
ある休憩時間に、私の面倒を見てくれていた先輩社員に呼び出されました。

一体何事と話を伺うと、

「吉田君、正直、新卒カードをうちの会社に使うのは辞めといた方がいい」

まさしく頭を殴られたような衝撃でした。
簡単に言ってしまえば、

やはりその会社はベンチャーにありがちな実質は漆黒ブラックだったのです。

薄々感じていたこともあり決断自体は早かったです。

内定は辞退しよう。入社までならば、その権利はいくらもある。


ただ問題は、


当時の就活スケジュールでは、もう大手企業の募集は二次募集すら終了しており、
中小の優良企業など枠があるわけもなく、常に人手不足にあえいでいる業界の募集しか残っていない。


そんなタイミングだったのです。

内定をなかなかもらえずに苦しんでいた友人らも、ようやく内定が出てとっくにお祝いを済ませています。
心配症の祖父母も内定をもらってよかったよかったと喜んでくれていたのです。
なんならOB訪問した際にお世話になった先輩方にも無事内定もらいましたーと報告しました。

全部がくつがえりました。

さすがに家族には打ち明けざるを得なかったものの、
ぼく以上に落ち込む祖父母の姿には耐えられませんでした。

卒業旅行の行き先に花を咲かせる友人たちからは距離を取らざるを得ませんでした。

不自然極まりなかったでしょう。
「やっぱヨーロッパかね!?」なんて言ってた人間です。ぼくは。

でも、正直に事情を言えませんでした。


言えるわけ、ないじゃないですか。

出来る限り知り合いに会わないようにこそこそと大学の就職課に通いました。

最悪に近い形で、卒論の執筆も迫っていました。
図書館で文献とにらめっこしながら、頭を抱えていました。

「いやこれもしないといけないんだけど、だけど、こんなことしてる場合なのか……」


ひたすら吐き気と戦ってました。

そんな精神状態で仕上げた卒論は、当然のごとく良い評価はいただけませんでした。

ただようやく肩の荷が一つ下りた。
これで就活に専念できる。

気づけば年は明け、卒業まで2ヶ月と少しにせまっていました。


就職課で大学に来る求人情報を片っ端から受けつつ、他の新卒就活エージェントに登録し、再び毎日のように西へ東へ面接を受けに向かいました。


今まで来たことのない街のどこかにある会社を探して、
グーグルマップ片手に、あせった表情でリクルートスーツ姿のまま――

自分の胸に聞いても知らないと返ってくる

思えば、そんな思いも寄らぬ形で就活を再開することになり、
改めて自分のやりたいことってなんだろうと再度向き合う羽目になったことが、今、このPlayersというグループにいるきっかけの一つかもしれません。

当時、散々父親から「お前は何をやりたいんだ。それを仕事にしないのか」と問われたことを思い出します。
追い込まれた状況でさらに追い込むような真似をする鬼畜の所業でしたが、
今ならそれも必要だったのかなと考えています。

義務教育を終え、高校に進学、そこそこの大学に入学という大して面白みのないレールに従ってきた人間には、自分の道を自分で決めるという経験がありませんでした。

――やりたいことってなんだろう。

正解のない問いかけ。
ひたすら思考のドツボにはまりました。


好きなことは確かにある。

でもそれでいきなり食っていけるのか。生きていけるのかな。

文章とか絵とか、歌とかあるけどお金をもらえるレベルとは思えない。

中途半端。

なんでそこまで磨いてこなかったの?

そうして考えてみると、本当に好きなの?

胸張って、自分はこれが大好きです。

これでメシ食ってます。って言えますか?

本当に好きなら勝手に行動してるよね。

じゃあ、自分って、

ひょっとして、

なにも持ってないんじゃ。

ぐーるぐる。

夢の追いかけ方

今なら、過去の自分にこうアドバイスします。

「そんなぼんやりとした質問だから、思考もぼんやりすんだよ」

抽象的な質問の答えを考えるって非常にしんどいんですよね。

「人が死ぬってどういうこと?」、「命ってなんだろう?」とか、

ふわっと聞かれてもふわっとしか答えられないし、終わりがない。
だからこそ哲学って学問はあんなにも深い、なんてのはおいといて、

「自分のやりたいこと」ってふわっと聞かれても、
ふわっとしか答えられないですよ。

そんなことに当時の吉田青年は気づけぬまま、
たまたま、


「自分が心の底から嬉しかったのはどんな時だったかな」

と具体的に考える方向に思考が及んだときにようやく、ドツボから這い出ることができました。

・自分は創作活動が好きだ。
・自分の作ったモノで人の感情が動いてくれることが最高に嬉しい。

ならクリエイターになればいい。
結局、忘れていた初心を思い出したんです。

そしてクリエイターとしてメシを食っていくには、会社に所属する必要なんてない。
だけど、そもそもメシを食っていくには会社に入って働かないといけない。

・いきなりフリーターとして、人生全部BETする?
・あるいはどこかの企業に入り、安全策を取るか?

さぁ、どうする――


「働きながら、クリエイターもやろう」

ぼくの結論はこうでした。
最終的にはとあるITベンダー企業に内定をもらうことで間に合ったんですが、
忘れもしない人生で最もキツかった数ヶ月でした。

これが、ぼくの新卒の時の就職活動です。

最後に、この記事をもしどこかの就活生が読んでくれているならば、
ちょっぴり先輩として一つだけ教えたい。

一般的な「夢を追う姿」のカッコよさに惑わされるな。

何かを捨てて、全力で夢を追っている人ってカッコいいですよね。

・建設現場で資材を運ぶ劇団員
・居酒屋でバイトしながら武道館を目指すバンドマン
・コンビニで肉まん売ってる地下アイドル

不安定な生活でも、「夢のため」に頑張っているのってカッコいいですよね。


だけど、なんかカッコいいからで、決めていいんですか。
そんな不良がタバコ始めるみたいな理由でいいんですか。

ぼくは安全策を取ってよかったと感じています。
一度働いてみることで、社会ってこんなもんなんだなと知ることができたのが大きい。
意味のない歯車なんて社会にないんです。

そして何より「夢の追いかけ方」って全力投球コミット一つだけじゃないということを知れた。

Playersにはそんな「色んな夢の追いかけ方」をしている人がいっぱいです。


・会社員として働くかたわら、エクセルの専門家として夢を追いかける人
・フリーのエンジニアをしながら、バンドマンとして夢を追いかける人
・IT系企業で働きながら、沖縄の魅力を発信し続ける夢を追いかける人

皆さんは何かを捨ててまで、全身全霊かけて夢を追いかけているわけじゃありません。

それでも、一つ言えること。

それは、みんなカッコいいんです。

さて、長くなりました。そろそろ筆を置きます。

いくら売り手市場といえど、就活は楽じゃないでしょう。
頭を抱えて涙を流す日々を送ってる人もいるでしょう。

「内定」から、「ない内定」へと逆戻りした経験をしたのは、
ぼく以外まずいないと思います。
これに比べたら、微量幾分マシじゃないですかね。

そう思ってもらえれば、こんなセキララ話を書いたかいがあります。

以上。そんな人間の昔話、でした。

え? ひょんなことからコンサルになる羽目になったエピソードは、って?
それはまたどこかで。お会いしたときにでも




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