WordPressの技術を教えられた女性デザイナーが3ヶ月で稼いだ話

初めまして、今回Playersに記事を書かせていただくイナフクカズヤ(@Inafuku_Kazuya)と申します。

僕が今回書かせていただくのはフリーランスのWEBデザイナーの方にWordPressの技術を教えた時の話です。結果、3ヶ月後にはクライアントからWordPress案件を受注・納品して稼いだという話です。

自己紹介

簡単に自己紹介をさせていただきます。1984年3月生まれの34歳です。現在は埼玉で在宅フリーランスのフロントエンドエンジニアをしています。主にWordPressを使用したサイト制作やコーディング案件を主に受注しています。

3歳のころ難病指定重症筋無力症という難病が発症、その後も複数の病気を患いました。そんな病気も昨年全て完治寛解させました。

大学卒業後は家電量販店向けのパッケージソフトの電話サポートのスタッフ・商品企画・営業を務め、退職後はWordPressブログ構築ワークショップというWordPressのブログ構築をするセミナー開催や、光回線の販売・WEB制作会社やEC代行会社でのWEB制作スタッフを経てフリーランスとして独立しました。

WordPressの技術を教えようと思ったきっかけ

そもそもWordPressの技術を教えようと思ったきっかけはShinさんのコンサルティングの時です。

Players内で単発コンサルティングのお話があったので、速攻でお願いしました。この時、今後に悩んでいる僕は「WordPressの経験があるなら人に教えてはどうか?」というアドバイスをもらいました。

その言葉が強く心に残りました。

というのも僕の取引先はWEB制作会社様・デザイン事務所様からの依頼が9割を占めています。自社のリソースが足りない時にご依頼いただくのですが、納期に余裕のある案件についてはみなさん自社で行われるので、必然的にタイト案件が中心になります。

そのタイト案件をこなすためには、ある程度、協力者も必要になります。ただ、IT業界には人手不足という現状があり、なかなかマッチする人は出てきません。

ならば、パソコンソフトのサポートスタッフ、WordPressブログ構築ワークショップの講師など、さまざまな人に教えるという活動をしてきたのだから、自分で教えたほうが早いんじゃないか?と思い始めたからです。

そんな時に出会ったのばフリーランスのWEBデザイナーの20代の女性でした。彼女はフリーランス成り立てで、僕が募集を出していたSOHOサイトを経由して僕と知り合いました。

その時にWordPressの技術を覚えたいという話になったので、実際にWordPressのレッスンを始めることにしました。この時、2018年3月下旬です。

やりとりについては全てオンライン上(SkypeやLine)で行いました。

教える最初の段階はキチンと動機付けをさせる

一番初めに重要なのは僕に教えてもらいたいと強く動機を持ってもらうことです。

どんなにいい教育コンテンツを持っていても、そもそも動機が弱い、僕にならうことに抵抗のある状態では身につくものも身につきません。

学校で授業を聞いているときに、先生が嫌いだからその科目が嫌いになる現象と一緒です。

今回の場合は、そもそも僕がSOHOサイトでコーディング案件を手伝ってくれる人を募集していました。そのため、WordPressの技術を覚えれば僕から仕事をもらえるので覚える動機としては最初から問題ありませんでした。

ちなみに、信用してもらうためにも最初は彼女にカンタンなHTMLコーディングを発注。支払いも予定より早く支払うなど行いました。

現状のスキルを把握する

動機付けの後に必要なのは現状のスキルの把握です。今回は不特定多数のレッスンではなく1対1のレッスンのため、レッスン内容も細かくチューニングすることができました。

彼女はHTMLコーディングはできるのか?できないのか?PHPやMySQLとかWordPressを利用する上でどれくらい知識を持っているのか?

もともと彼女はWEBデザイナーだったため、サイト制作の一般的な知識は持っていました。ただ、PHPやMySQLやサーバーの知識はあまり持っていませんでした。

また、WordPress案件にはどういうものがあるのか?については知らないようだったので、僕が請け負っている案件の説明から行うことにしました。

実際に使われているWordPress案件の説明

技術を教える時に重要なことには実際の現場ではどういう案件があるのか?どういう風に技術を使っているのか?の説明が足りないと考えています。

技術を覚えても実戦で支えなければ意味がありません。またどういう風に使うのか?のイメージがつかないまま教えてもらっても効率がよくありません。

そのため、具体的な案件内容、コードや管理画面や実際に反映するところまで見せるとイメージがつきやすく、今後自分が何を習い何をやっていくのか?が掴めます。

ドットインストールで基礎を学んでもらう

サイト制作の知識、HTML・CSSを理解できているのであれば、PHPとWordPressのテーマ化をざっと覚えてもらう必要があります。

僕はPHPとカンタンなWordPressのテーマ化についてはドットインストールで学んでもらうことにしました。全てを理解するのではなく実際に手を動かして感覚をつかんでもらうためです。

サーバー部分についてはMAMPを使ってもらいました。

難易度別に案件を

一通りドットインストールで感覚をつかんでもらったら次は実戦です。といっても、かんたんな1PのサイトをHTMLコーディング後、ただWordPressのテーマ化をやってもらう仕事です。

「技術を覚えるには実戦こそ最強!」と考えているので、実際に難度の低い案件を実際にやってみてもらうことにしました。

実際に案件を渡すときには、もう一度、テーマ化について理解をしているか?を確認して、いくつかヒントのソースコードを渡しておきます。

そのヒントを頼りに実戦作業をしてもらいました。

次は実践を経験してもらう。ただ、いきなり難易度の高い案件を渡すのは難しい。挫折させるわけにもいかないので、難易度別に案件をわけて低いものから順にやっていってもらう。

一回で覚えることは期待しない

結論から言うと、完璧とは言えませんでした。

いくつかエラーが出ていたのですが、そこは僕と一緒に原因を調べて解決していきました。

ただ、教える上でこれは仕方のないです。

なぜなら人間は1回で全て覚えて完璧にすることはできません。
少しづつ少しづつ案件をこなしていって覚えていってもらう。2回、3回、4回と回数を重ねて技術を蓄積してもらえればいいと考えています。

反省点

反省点については、マニュアルは外部に頼らないことが必要だなと思いました。

今回はドットインストールを頼りました、でも、実際はざっくり覚えるだけなら十分ですが、やはり足りない部分が多く、そこは最初必要ないだろ?と思う部分が多々あったからです。

次回はキチンと専用のマニュアルを用意しようと思います。

その後

しばらくして6月の上旬に彼女から連絡を受けました。

聞いてみると、別のところからWordPressのコーディング案件を受注して無事に納品できた!ということでした。

僕はビックリしました。正直マジか!と思いました。それに、僕が教えていなかった「カスタム投稿」や「カスタムフィールド」も無事に実装できたようです。

僕が教えたのは3月下旬、3ヶ月もかからないくらいで無事にWordPress案件を受注して稼げたんです。

実際のところ、僕の教え方が良かったというより、彼女のバイタリティによるものが大きいとは思っていますが、良いキッカケにはなったかなと思っています。

さいごに

以上が僕がWordPressの技術を教えた時のお話です。

人に技術を教えようと思っている方に少しでも参考になればと思い書かせていただきました。

最後に一つ。

人が何かを始めるとき、最初のハードルが実は一番大変だと僕が思っています。

そして、ハードルの乗り越え方はコツがあって、最初のハードルを一緒に乗り越えてあげれば次からは自分でハードルを超えれるようになります。

今回はその事例の一つになるのではないか?と思っています。

参考になれば嬉しいです。




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