カスタマープラスは、都内11カ所に運営拠点を持つバーチャルオフィスで、自社所有物件を提供しています。
利用プランが豊富にあり他社とは異なるサービスが充実。バーチャルオフィスを利用するなら住所は都内が良い方やさまざまなサービスをお得に利用したい方におすすめです。
この記事では、カスタマープラスのバーチャルオフィスの特徴や実際に利用した方の口コミ・評判を紹介していきます。
カスタマープラスのバーチャルオフィスの料金やデメリットなどもまとめたので、利用を検討したい方は参考にしてください。
カスタマープラス以外のバーチャルオフィスサービスは「個人事業主におすすめのバーチャルオフィス比較!格安・住所貸しサービス」のページをご覧ください。
もくじ
カスタマープラスとは?
カスタマープラスは都内11カ所に拠点を持つバーチャルオフィスです。創業から15年の実績があり、長期的かつ安定したサービスを提供しています。
はじめに、カスタマープラスについて詳しく見ていきましょう。
運営会社情報
運営会社 | 株式会社カスタマープラス |
設立日 | 2008年創業 |
所在地 | 東京都中央区東日本橋2丁目28番4号 日本橋CETビル |
電話番号 | 03-6271-0403 |
創業15年の企業が運営する安心のバーチャルオフィスサービス
2008年に創業以来、15年にわたり長期的かつ安定したサービスを提供してきたバーチャルオフィスで、自社所有物件を含む都内11拠点でサービスを展開しています。
自社所有物件には新宿や日本橋、渋谷などがあり、一等地の住所を利用したい方にもおすすめです。
基本プランが充実。余計なオプションは不要
カスタマープラスの基本プラン(住所プラン)は、法人登記可能な住所が借りられるほか、郵便物の管理・FAX・全拠点のオフィス利用が可能です。
バーチャルオフィス内での作業がない方や、別に拠点を持つ方、シンプルに住所だけ借りたいという方におすすめで余分なオプションがなくても十分に活用できます。
法人口座開設リスク保証制度あり
カスタマープラスでは、バーチャルオフィスを利用した法人口座開設が可能です。
しかし、警察庁が各金融機関に対し、法人口座開設の際の審査を厳しくするよう求めていることから、バーチャルオフィスの住所では口座開設できないという情報があるのも事実で、バーチャルオフィス利用者が不安になることが少なくありません。
カスタマープラスでは、自社が提供するバーチャルオフィスの住所を利用していることが原因で、法人口座開設に不安を感じている方や実際に開設できなかったときのために、法人口座開設リスク保証制度を設けています。
法人口座が開設できないことが理由で解約する際は、サービス登録費用・電話転送前払い金・2ヵ月分の月額費用を全額返金する内容となっています。
法人口座開設リスク保証制度を利用するには条件や必要書面の準備が必要です。契約前に1度事前に確認しておくと良いでしょう。
創業や移転などサポートキャンペーンが豊富
カスタマープラスでは、各プランのほかにさまざまなキャンペーンを実施しています。
創業支援を目的とした創業支援キャンペーンや移転登記支援キャンペーン、フリーランス(個人事業主)向けの応援キャンペーンなど、他社にはない魅力的なサービスを展開しています。
これらのキャンペーンは初期費用を含む各種料金が0円になるお得な内容となっているので、カスタマープラスを利用の際には必ずチェックしておきましょう。
貸しスペースの利用が可能
カスタマープラスに会員登録すると、運営する11拠点すべての貸しスペースが利用可能となります。例えば、契約上は日本橋の会員でも新宿や渋谷の貸しスペースを1時間あたり税込1,000円で利用できます。
カスタマープラスの評判・口コミ
カスタマープラスのバーチャルオフィスの口コミを調べましたが、公式サイトのお叱りの声で挙げられている口コミ以外では、ほとんどが良い評価でした。信頼あるバーチャルオフィスのひとつとして認知されています。
悪い口コミ
自宅に転送を依頼したものが、まだ到着しない。
公式サイト お叱りの声より
青山プレミアムの無線LANが利用できませんでした。次回予約までに対応してほしい
公式サイト お叱りの声より
カスタマープラスのお叱りの声には、このような利用者からの意見が紹介されていますが、改善できる点は改善し、充実したサービスを実現しています。
良い口コミ
私もバーチャルオフィスJPで被害をうけました。機能していないこと知ってすぐに、同一管轄内のカスタマープラスに移転しました。
— リボ払い (@ikkatsu_barai) March 29, 2020
こちらの方は管理システムもあり、天と地の差です。
月500円で運営は無理と思いますが、だったらやるなよと問い詰めたいです。
カスタマープラスのデメリット、注意点
カスタマープラスは、数あるバーチャルオフィスの中でもサービスが充実しているほか、拠点がすべて都心にあるなど際立つ利便性が魅力です。
ですが、実際に利用する際は確認しておきたい注意点があります。
料金が高め
カスタマープラスは基本プランこそ5,000円台で利用できるものの、利用できるサービスが増えるにつれて料金が高くなります。
例えば、電話転送プランなら10,434円、秘書代行プランなら28,611円と段階的というには差がある金額にアップします。
キャンペーンを利用しない場合は初期費用10,267円もかかるので、費用総額で考えると他社より高いことが分かります。
料金が高い分、上質なサービスを利用できると考えることもできますが、起業したての方やフリーランスの方にとってはランニングコストが高くなるといえるでしょう。
カスタマープラスの料金プラン
カスタマープラスには全部で5つのプランがあります。それぞれの料金プランの違いと料金について確認していきましょう。
住所プランが基本
住所プランは、カスタマープラスの基本プランで、シンプルに住所のレンタルと郵便関係のサービスを利用できます。
<住所プラン>
・料金…税込5,217円
・年間一括払い…57,619円
・初期費用…10,267円(キャンペーン利用で無料)
<サービス内容>
・登記可能な住所利用
・マイページの利用
・到着郵便の管理
・スポット速達・無料発送
・ルーチン速達・無料発送
・FAX転送
・全拠点のオフィス利用
電話転送プラン
電話転送プランは、住所プランに03発信の電話番号をレンタルできるプランです。
名刺やHPに記載することも可能、03発信への着信は転送してくれるので、大切な電話も逃さずキャッチできることが特徴です。
<電話転送プラン>
・料金…税込10,434円
・年間一括払い…145,238円
・初期費用…10,267円(キャンペーン利用で無料)
・電話転送前払金費用…30,000円
<サービス内容>
・登記可能な住所利用
・マイページの利用
・到着郵便の管理
・スポット速達・無料発送
・ルーチン速達・無料発送
・FAX転送
・全拠点のオフィス利用
・電話転送(03番号)
秘書代行プラン
秘書代行プランは忙しくて電話に出られないことが多い方におすすめのプランで、カスタマープラスの女性スタッフが契約者に代わり電話対応するサービスが付帯しています。
<秘書代行プラン>
・料金…税込28,611円
・年間一括払い…363,366円
・初期費用…10,267円(キャンペーン利用で無料)
・電話転送前払金費用…30,000円
<サービス内容>
・登記可能な住所利用
・マイページの利用
・到着郵便の管理
・スポット速達・無料発送
・ルーチン速達・無料発送
・FAX転送
・全拠点のオフィス利用
・電話転送(03番号)
・秘書代行サービス
そのまんま接続プラン
そのまんま接続プランは、契約者に代わり女性スタッフが電話対応するほか、リアルタイムでメール報告を行うプランです。
着信内容によってはオペレーターによる電話取り次ぎも行うので、緊急性のある連絡の際にも安心して対応できます。
<そのまんま接続プラン>
・料金…税込34,111円
・年間一括払い…429,355円
・初期費用10,267円(キャンペーン利用で無料)
・電話転送前払金費用…30,000円
<サービス内容>
・登記可能な住所利用
・マイページの利用
・到着郵便の管理
・スポット速達・無料発送
・ルーチン速達・無料発送
・FAX転送
・全拠点のオフィス利用
・電話転送(03番号)
・秘書代行サービス
・電話取り次ぎサービス
カスタマープラスの店舗情報
カスタマープラスのバーチャルオフィスで借りれる住所は以下の11か所です。
- 新宿ミーティングタワー(自己所有)
- 白金ミーティングタワー(自己所有)
- 日本橋タワー(自己所有)
- 渋谷タワー(自己所有)
- 新宿3丁目プラス
- 青山プレミアム
- 青山アネックス
- 東京・日本橋プラス
- 渋谷プラス
- 品川プラス
- 銀座アネックス
カスタマープラスの利用・契約の流れ
カスタマープラスは、ネット上からの申込みが可能なバーチャルオフィスです。
実際に利用する際の契約の流れを確認していきましょう。
専用フォームより申し込み
カスタマープラスの公式サイトにある、専用のお申し込みフォームから申込みを行います。
法人・個人・海外在住の方それぞれに申込みフォームが異なるので、自分の状態に合うフォームを選んでくださいね。
必要事項を入力して申込みを済ませると、カスタマープラスから契約までの流れの案内と、必要書類のダウンロードURLが届きます。
必要書類を提出
法人用必要書類または個人用必要書類を確認し、各種書類を用意します。提出方法は書類をスキャンしてデータ化したものをメールに添付するか、FAXで送付するようになります。
審査、決済
書類の提出が済むとカスタマープラス内で審査が行われます。申込内容や提出書類に問題がなく審査に通過すると決済について手続きをします。
月払いと年間一括払いから支払い形式を選択し、各種クレジットカードでの決済ができます。
月払いは、VISA・Mastercard・JCB・アメックスに対応し、年間一括払いは月払い可能なクレジットカード払いに加えて、みずほ銀行と楽天銀行による銀行振込が利用できます。
利用開始(申し込みから2~3営業日が目安)
決済手続き完了後は、会員登録手続きを行います。このタイミングでレンタルした住所を名刺やHP、登記先として利用することができます。(電話転送付きなら電話番号を発番)
申込みから会員登録を経てサービス利用開始までは平均2~3日で完了します。
カスタマープラスのよくある質問
カスタマープラスに寄せられる良くある質問をまとめてみました。
気になる点がある方は1度確認しておきましょう。
最低契約期間は?
カスタマープラスの契約は、月払い契約だと最低契約期間はなし、年間一括払いの場合は12ヵ月となっています。
解約手数料等はある?
解約に関する具体的な解約手数料は明記されていませんが、最低契約期間を超えて解約日時1ヵ月前の申告が必要になります。
年間一括払いの場合は最低契約期間に満たない場合、最低契約期間までの利用料の支払いが必要です。
月払いの場合も解約の申告は1ヵ月前、サービス申込み期間は最低6ヵ月間としています。6ヵ月に満たない場合は、6ヵ月を満たす利用料の支払いが発生します。
解約手数料という名目でのペナルティはありませんが、実質、年間一括払いは12ヵ月間の利用が基本となり原則返金なし、月払いは最低6ヶ月間の利用が条件となります。
まとめ
今回は都内に11拠点を展開するカスタマープラスについて紹介しました。
カスタマープラスは、都心の住所をレンタルできるほか自社所有物件の住所を提供するため、法人口座開設の際にもスムーズな手続きが可能です。
また、各種料金プランはサービスが充実しており、他社に比べて利用しやすい面が際立っていましたね。
ただ、料金面は高めの設定なのでランニングコストを抑えたい方はもう少し低料金のところが良いでしょう。
カスタマープラスは契約すると全拠点のスペースを利用できるのも魅力の1つなので、都心で営業したり打ち合わせをしたりする機会が多い方におすすめです。